認知症介護と障がい者支援

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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てんかん

部分発作
単純部分発作
・部分発作のうち、発作中の意識が保たれるもの
・大脳は部位に応じて果たしている機能が異なるため、過剰興奮が起こる部位に応じて様々な症状を呈する
ジャクソン発作
・中心前回に始まったてんかん発射が隣接部位に伝搬し、局所けいれんの部位が対側の顏、上肢、下肢を移動するもの
・中心後回に過剰興奮がある場合には、感覚性のジャクソン発作が起こる
トッド麻痺
・けいれんを起こした手や足がけいれん後に一過性に起こすことがある麻痺のこと
複雑部分発作
・部分発作のうち、発作中に意識が消失するもの
・多くは側頭葉の局所的な過剰興奮(側頭葉てんかん)による
・後頭葉、頭頂葉、前頭葉の過剰興奮が側頭葉に伝搬して起こるものもある
・一点凝視、動作停止で始まり、発作中に自動症を伴うことが多い
・発作後は、もうろう状態となる
自動症
・口をもぐもぐさせる
・舌なめずりをする
・ボタンや衣類をいじる
・徘徊する
二次性全般化発作
・部分発作焦点の過剰興奮が視床や脳梁に達し、両側大脳半球に広がり全般発作を起こしたもの
・部分発作として治療する必要があるため、全般発作との鑑別が重要である
・最終的な発作が全身けいれんであっても、発作開始時に部分発作の症候があるかどうかを問診する
・発作開始時の情報が得られない場合には、脳波による鑑別が必要になる

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2019.11.13 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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てんかん

てんかんとは
・大脳皮質ニューロンの異常な興奮によるけいれんなどの発作症状を反復する
・慢性の中枢神経疾患である
てんかん発作の病態
・ニューロンは、他のニューロンからの興奮性シグナルと抑制性シグナルによって興奮が調節されている
・てんかんでは、この調節バランスがくずれることによってニューロンが過剰興奮し、てんかん発作が起こる
・興奮性シグナルの伝達には主にグルタミン酸が、抑制性シグナルの伝達には主にGABAが関わっている
てんかん分類の概念
・てんかんの臨床上用いられる分類は、「症状である発作」を分類したものと、「疾患としてのてんかん」を分類したものがある
1)発作型
・臨床的な発作所見や脳波に基づいて、症状である発作を分類したもの「部分発作」と「全般発作」に大別される
※部分発作は焦点発作ともよばれ、部分てんかんは局在関連てんかんともよばれる
2)原因・病因
・特定の原因がない「突発性」(多くは遺伝的要因)と、何らかの脳の疾患による「症候性」に大別される
※他の多くの疾患では、突発性の方が症候性よりも予後が悪い傾向にあるが、てんかんでは一般的に突発性の予後が良いという特徴がある
3)てんかん(病型)
・発作型と病因を軸に、発症年齢、重症度、予後などによって、疾患としてのてんかんを分類したもの

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2019.11.12 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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頭頂葉

頭頂連合野
・大脳皮質の他の領域で受け取った視覚、聴覚、体性感覚(温痛覚、触覚、意識できる深部感覚)などを統合、認識することにより、物体の識別(何であるか)や空間認知(どこにあるか)を行う
・頭頂連合野で統合された情報は前頭連合野に送られ、適切な運動の計画(何をすべきか)が行われる
左角回の機能
・左側(優位側)の角回は近接する大脳皮質との連絡路をもち、文字や記号を読んだり書いたりすることなどに関わっている
・左角回が障害されると、失読失書やゲルストマン症候群、観念失行が生じる
失読失書
・話す、聞くなど(口語言語)の障害はみられないが、読み書きが著明に障害される
ゲルストマン症候群
・手指失認:自分の指が何指かわからず、人差し指と言われてもその指を指示できない
・左右失認:自分にとってどちら側が右か左かわからない
・失書:文字が書けない
・失算:計算ができない
観念失行
・使い鳴れているはずの道具の使用、日常の一連の動作を順序正しく行えない
半側空間無視
・右の頭頂葉後方(下頭頂小葉や上頭頂小葉など)の障害による
・右大脳半球損傷患者の約4割に出現する
・特に、右中大脳動脈閉塞による脳梗塞の急性期(1ヶ月)以内)では、代表的な症状である
症状
・全視野が目に入っているにもかかわらず、意識して注意を向けない限り、左側の物体に気づかない
・患者は、食事で皿の左半分を残したり、歩行時に左側の物体にぶつかったりする

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2019.11.11 06:51 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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頭頂葉

頭頂葉の全体像
・身体各部の体制感覚に関わる
・他の感覚(視覚、聴覚など)の統合や、認知などの高次脳機能にも関わる
・中心溝、頭頂後頭溝、シルビウス裂を境界として、それぞれ前頭葉、後頭葉、側頭葉と接している
・身体各部の体制感覚が入力する体制感覚野と、様々な情報を統合、認知する頭頂連合野の2つに大別される
体制感覚野
1)一次体性感覚野
機能
・体側の身体各部の体性感覚に関わる
障害による症状
・感覚障害
・肢節運動失行
2)二次性感覚野
機能
・一次性感覚野および視床から感覚刺激を受け取る
障害による症状
・特になし
頭頂連合野
3)体制感覚連合野
機能
・一次性感覚野から感覚情報を受け取り、空間内での体の位置、運動に関する情報を統合、認識する
・後頭葉から視覚情報を受け取り、運動の認識、立体視、空間感覚に関わる
障害による症状
・純粋失書
・視覚性運動失調
4)縁上回
機能
・体性感覚連合野から感覚情報、視覚情報を受け取り物体を認識する
障害による症状
・観念運動失行
・伝導性失語
5)角回
機能
・後頭葉から言語に関する視覚情報を受け取り、読み、書き、計算など一連の行為に関わる
障害による症状
・失読失書
・ゲルストマン症候群
・観念失行
※高次脳機能障害は、障害部位が優位半球であるか劣位半球であるかにより、出現する症状が異なる

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2019.11.10 09:11 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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側頭葉

側頭葉の全体像
・聴覚情報処理、言語、高次の視覚などを司る
・大脳の側面でシルビウス裂より下の部分に存在する
・一次聴覚野、聴覚周辺野、側頭連合野、ウェルニッケ野の4領域に分けられる
一次聴覚野
機能
・耳からの聴覚情報を受け取り、音として感じる
障害による主な症状
・皮質聾
・幻聴
ウェルニッケ野
機能
・言語を理解する
障害による主な症状
・ウェルニッケ失語(感覚性失語)
聴覚周辺野
機能
・一次聴覚野で受け取った聴覚情報を過去の記憶と照合し、何であるか解釈する
障害による主な症状
・環境音失認
・感覚性失音楽(音楽を聴いたとき、音として聞こえても音楽として認知できない)
側頭連合野
機能
・視覚情報に基づく物体認識や、高次の聴覚情報処理、および記憶に関わる
障害による主な症状
・物体失認
・相貌失認
感覚性失認
1)皮質聾
・音を音として認識できない
・患者によっては聾を否認し「聞こえている」と主張することがある(アントン症候群)
2)環境音失認
・聞こえている音が何の音であるかわからない
視覚性失認
1)物体失認
・左後頭葉の視覚前野から側頭葉の側頭連合野にかけての腹側視覚路が障害されると、見ただけではその物体が何であるかわからなくなる
2)相貌失認
・右後頭葉の視覚前野から側頭葉の側頭連合野にかけての腹側視覚野が障害されると、たとえ家族や友人であっても、顏を見ただけではその人が誰であるかわからなくなる

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2019.11.09 05:42 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |