脳・神経系の病気(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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脳・神経系の病気

ハンチントン病
症状
・原因は不明
・大脳の線条体(運動神経)の神経細胞が変性消失する常染色体性優性遺伝疾患
・手足や頸(くび)、顔面筋が不規則に不随意に動く舞踏病運動、認知症や性格変化が起こる
・症状が進行し、10から20年で死亡する
治療・介護
・遺伝子検査により確定診断する
・進行を止める根本的な治療法はない
・不随意運動に対する薬物治療、生活指導、介護を主に行う
ギラン・バレー症候群
症状
・全年齢層に発病する
・ウイルスや細菌感染から、運動神経や神経根の脱髄を生じる
・感冒や胃腸症状に続いて急激に運動麻痺が生じる運動神経炎で、放置すると呼吸筋麻痺で死亡する
・主に四肢の筋力低下があり、完全麻痺では指先も動かせなくなる
・障害は球麻痺による嚥下障害や言語障害、顔面麻痺、呼吸筋麻痺などを伴うこともある
・一般に感覚障害はないが、初期には足先にしびれを感じることがある
治療・介護
・症状の現れ方と内容、髄液検査でタンパク細胞解離(たんぱく増加、細胞数正常)を認めることにより診断する
・発病後4週間程度をピークに、症状が固定し、次第に軽快する
・呼吸筋麻痺が著しい場合は人工呼吸器を装着するなど症状に応じて対応する
・副腎皮質ステロイド薬、血漿(けっしょう)交換、免疫吸着、免疫グロプリン大量療法が有効な場合がある
・予後は一般に良好。重症の場合は筋委縮や筋力低下の後遺症を残す場合がある

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2017.03.15 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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