慢性閉塞性肺疾患(COPD)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)
→慢性気管支炎と肺気腫の総称で、中高年に多く、特に喫煙により気管支の炎症や肺胞の崩壊が起こり、肺の換気機能が低下する
症状
・慢性の咳、痰、息切れ、呼吸困難という症状が共通し、喘鳴や喘息のような症状を合併することもある
・慢性気管支炎は、気道からの分泌物が増加して慢性的に気道が閉塞する
・肺気腫では、肺胞が破壊されて酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下し、肺の膨張をきたす
・COPDは全身症状を伴う進行性の疾患で、高齢者の場合、気道感染、肺炎、右心不全などを契機に急激に呼吸不全を起こす
・食欲不振、意識障害、ショック、脱水などの呼吸器症状以外の症状が初発症状として現れることがある
治療
・禁煙が治療の基本
・インフルエンザや肺炎などの感染症にかかると重症化するため、予防接種が推奨される
・薬物治療では、気管支拡張薬を吸入する
・気流閉塞が憎悪を繰り返す場合、吸入ステロイド薬を使用する
・低酸素血症が進行し、ADLが低下してしまった場合、在宅酸素療法を行う
疾患の見通しと生活上の留意点
・禁煙を守るよう指導する
・確実に服薬する
・息切れによる苦痛を軽減、適度な運動を続ける
・肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの摂取、口腔ケア、手洗い、うがいの励行
・食欲不振でも食べやすくなるような工夫をし栄養障害への対応をする
・前かがみになると呼吸が苦しくなるので、着替えるときは椅子にこしかける

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2017.03.21 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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