眼の疾患(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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眼の疾患

3.加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症
→加齢により網膜の中心部にある黄斑に障害が生じ見えにくくなる疾患
→難治性の疾患で、失明することもある
加齢黄斑変性症の種類
委縮型
・徐々に網膜の細胞が変性し、網膜色素上皮(網膜の外側の層)が委縮してゆっくりと視力が低下する
・滲出型に移行することがある
滲出(しんしゅつ)型
・加齢により網膜色素上皮の細胞内に老廃物が蓄積され、それを吸収しようと脈絡膜(網膜の外側にある膜)で異常な血管が発生し、網膜に侵入して障害される
・正常な血管と異なりもろく、出血したり滲出液が出たりして、それらの水分が網膜を押し上げることもある
症状
・初期症状は視野中心部のゆがみが多く、さらに進行すると中心部が見えなくなり(中心暗点)、視力低下が起こる
・初期のゆがみの段階で受診することが失明を防ぐためにも大切
治療
・委縮型は有効な治療法はなく、対症療法が中心となる
・滲出型の初期病変では、光線力学療法や抗VEGF抗体療法により、視力が改善することも多い
疾患の見通しと生活上の留意点
・十分な治療法がないため、予防することが重要
・禁煙の他、ビタミンC、E、βカロチン、亜鉛などを含んだ食事をバランスよくとる

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2017.04.07 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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