支援困難事例(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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支援困難事例

支援困難事例における基本的な視点
1)価値に基づいた援助
・支援困難事例への働きかけで重要なのは、「価値」に基づいた援助を実践すること
・「価値」とは、援助者の個人的な価値観を指すのではなく、対人援助の専門職として共通にもっておくべき価値基盤であり、援助を方向づける理念、思想、哲学と言い換えることができる
・援助者は、「価値」を対人援助の根拠として、専門的な知識と技術を用いて利用者に働きかけていく
2)価値の構造
・「取り組みの主体を本人におく」考え方を「中核的価値」と言い、この「本人主体」という「中核的価値」を直接的、具体的に方向づけるための考え方が「派生的価値」である
・「中核的価値」と「派生的価値」の土台となり、全体に普遍的な影響を与えるのが「根源的価値」で、「存在の尊重」「主体性の喚起」「支え合いの促進」から構成される
支援困難事例の基本的アプローチ
1)本人主体
・援助過程においては、本人が主体となって、自分の問題を解決するために取り組み、援助者はその歩みを専門的に支えていくという姿勢が大切
・本人が今の自分の現実を直視して抱える問題に向き合い、自分と社会とのつながりを意識し、自分の生きる意味や存在する価値を見つけられるよう支えていく
(※次回に続く)

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2017.07.22 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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