感染症の予防(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感染症の予防

高齢者に多くみられる感染症
1)MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
・メチシリンという抗生物質が効かなくなってしまった黄色ブドウ球菌による感染症
・血管内、尿路への留置カテーテルの挿入、気管内挿管の挿入、褥瘡、手術後などの患者に発生しやすい
・バンコマイシン、ホスママイシン、ゲンタマイシン、ムピロマイシン軟膏などの抗生物質の併用療法が行われる
2)肝炎
・肝炎ウイルスによる経口感染または血液感染によって発症
・B型肝炎、C型肝炎は、徐々に肝硬変、肝がんへと進行する
・B型肝炎、C型肝炎は、輸血や母子感染で罹患する
3)疥癬
・ヒゼンダニの寄生によって起こる
・指間、腹部、大腿部、陰部などの柔らかい部位にできやすい
4)結核
・咳により結核菌が排菌されている場合は、入院治療が必要
・早期発見が重要なため、定期的な胸部X線撮影を行う
5)インフルエンザ
・インフルエンザウイルスによる気道感染症
・高熱が出てのちに重症化することがあり、肺炎を併発し、死亡することもある
・予防接種がある
6)ノロウイルス感染症
・下痢や嘔吐を主症状とする胃腸炎を起こす感染症
・カキなどの二枚貝の生食による経口感染、ヒトからヒトへの感染も多く、感染力が非常に強い
・患者の便や嘔吐物にはウイルスが大量に含まれており、処理にはマスクや手袋を使用する
・消毒には、アルコールではなく次亜塩素酸ナトリウムが有効
・熱に弱いため、食品の加熱処理も有効

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2017.08.15 07:29 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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