高齢者に多い疾病(7)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0103_convert_20150502220126.jpg

高齢者に多い疾病

高血圧症
1)二次性高血圧症:原因のはっきりしている高血圧
2)本態性高血圧症:原因のわからない高血圧(ほとんどが本態性)
症状
・動悸、頭痛、頭重感、ほてりなどの症状を自覚することもあるが、多くの場合、自覚症状はない
治療
・降圧剤の服用による血圧の管理が一般的
対応
・血圧を下げるため、塩分制限、肥満の改善、生活習慣の改善、薬の服用を実施する
生活上の留意点
・高齢者は血圧の変動が大きいので、一度の測定で判断するのではなく、朝・晩に測定するなど、複数回測定することが望ましい
・ストレスの蓄積や睡眠障害などの軽減に留意する
・降圧剤を内服中の高齢者は、薬の副作用により、低血圧となり、転倒しやすくなるので注意が必要
心不全
→心筋梗塞、不整脈などの心臓部や高血圧症などにより、心臓の血液を押し出す力が低下し、臓器が必要とする血液を十分に供給できなくなった状態
・高齢者では、感染症や低栄養、貧血などによって、心不全が急激に悪化することがある
症状
・呼吸困難、食欲低下、浮腫などの軽度の状態から、肺水腫やショック状態などの重篤なものまでさまざま
・高齢者に特有な症状として、活動性の低下や失見当識、認知症のような症状などもある
対応
・心臓への負担を軽減するため、運動制限、塩分制限、薬剤内服、酸素吸入を行う
・呼吸困難がある場合、利用者の自覚症状を軽くするため、体を起こした起座位または半座位とする
生活上の留意点
・生活習慣病に陥らないように、塩分制限、禁煙、体重管理が重要
・日常の血圧管理、水分制限、服薬管理の徹底に留意する

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護福祉士へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2017.09.13 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページケアマネ試験対策高齢者に多い疾病(7)












管理者にだけ表示