パーキンソン病関連疾患

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パーキンソン病関連疾患

疾患
・パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核編成症を合わせてパーキンソン病関連疾患という
・脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少し、体の協調運動機能に影響する変性疾患で、徐々に進行していく
・薬剤が原因となりパーキンソン症状が現れることもあり、処方薬には注意が必要
症状
・3疾患に特徴的な共通の症状は以下の3つ
1)振戦:手指の震えで、書字や把握に支障をきたす
2)筋固縮:四肢の筋肉が固くぎこちなくなり、歩行も小刻み歩行となる
3)無動:動作が緩慢になり、動けなくなることもある。表情も硬くなり仮面様顔貌を呈する
・進行性核上性麻痺は、上記に加え異常姿勢、眼球運動障害、嚥下障害などが現れる
・大脳皮質基底核編成症は、3症状に加え失行、歩行障害などが現れる
治療方法
・根本的な治療法はなく、主に内服治療薬による症状のコントロールが行われる
・薬剤は年齢や生活の仕方、病状、薬剤の効果を確かめながら選択される
・服薬を続けないと症状が悪化しやすいので、服薬管理が重要
よく使われる薬
・ドーパミンを補う薬:L-DOPA
・ドーパミン受容体作用薬:カペルゴリン、レキップ
・ドーパミン分解抑制薬:コムタン、セレギリン
・その他:抗コリン薬、ノルアドレナリン系作用薬、アマンタジンなど

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2018.02.07 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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