筋委縮性側索硬化症(ALS)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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筋委縮性側索硬化症(ALS)

疾患
・脊髄や脳で、筋肉の動きをコントロールする神経細胞が変性し、徐々に全身の筋肉が麻痺していく難病
・40から50歳代の発症が多く、本人だけでなく家族にも大きな影響を与えることになる
・原因は不明だが、原因遺伝子異常が解明されつつある
・有効な治療法はなく、さまざまな医療機器をつけながら生活していくことになる
症状
・多くの場合、手指の動きがおかしいなどの軽微な症状から始まり、腰や足腰に広がり、転びやすくなったり、歩けない状態になる
・徐々にしゃべることができなくなり、飲み込む力も衰え、誤嚥や食べること自体、障害されてしまう
・進行すると呼吸する筋肉も衰え、自力での呼吸もできなくなる
・但し、目の動き、感覚や認知機能は保たれる
治療方法
・症状に合わせて治療や支援を行う対症方法が基本
・嚥下困難により食べられない場合、胃瘻の造設が行われる
・呼吸困難になれば、在宅酸素療法での酸素吸入や、マスク型の補助呼吸器、器官切開の上、人工呼吸器の装着もあるうる
・これらの生命維持装置を装着しながらの生活を選択するか、装着せずに緩和的なケアにするか選択を迫られる
よく使われる薬
・遺伝子治療薬はまだ治験段階で一般に出回っていない
・肺炎などの合併症で一般的な薬剤を使用するにとどまる

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2018.02.08 05:15 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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