統合失調症(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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統合失調症

統合失調症の症状
3)思考の障害
思考内容の障害(妄想)
→客観的にみて現実にはあり得ないことを本人が強く確信してしまうもので、第三者が訂正することはできない
・本人が直感的に思い込み了解不能な一次妄想(妄想気分、妄想知覚、妄想着想)と、そのときの状況や幻覚の状態から発展する二次妄想がある
・他人言動を自分に向けたものとしてとらえてしまう関係妄想
・自分自身を過大評価し、自分を特別な人間だと思い込む誇大妄想
・自分自身を過少評価し、すべての点で自分が他人よりも劣っていると思い込む微小妄想
思考形式の障害
・本来ならば関連性のない観念が次々に現れて、思考のまとまりがなくなる連合弛緩(話をしても、文章を書いても、脈略に乱れがある状態)
・さらにそれが進行し、思考がより混乱した状況になる滅裂思考(話も文章もまとまりがない状態)
・加えて意識障害の存在する思考散乱
・思考が途中で停止してしまう思考途絶
などが生じ、周囲の人が話の内容を理解するのが困難となる
4)感情障害
・いきいきとした感情が消失し、喜怒哀楽の感情が乏しくなる
・周囲へも無関心となり、同情や哀れみ、羞恥、感謝などの感情が鈍化していく(感情鈍麻)
・周辺の出来事や人々に対し、必要異常に恐怖心を抱いたり、猜疑心をむき出しにすることもある
・憎しみと愛情などを相反した感情を一度に抱くことある(感情の両価性)

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2018.02.25 05:52 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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