食生活による認知症予防(7)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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食生活による認知症予防

脂質異常症
→血液中の脂質が異常を示す状態をいい、以下の3種類がある
→高LDLコレステロール血症(高LDL-C血症)、低HDLコレステロール血症(低HDL-C血症)、高トリグリセリド血症(高TG血症)
・高LDL-C血症は、動脈硬化を促進させる最大の要因
・LDL-Cは、肝臓からコレステロールを抹消組織に運ぶ役割があり、一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれる
・高LDL-C血症では抹消組織や血管にコレステロールが多くなっている状態で、高血圧などで傷ついた血管壁から過剰なLDL-Cが取り込まれ、それがプラークとして血管の内腔を狭くしていく
・HDL-Cは抹消組織や血管から余分なコレステロールを引き抜いて肝臓に運ぶ役割があり、「善玉コレステロール」と呼ばれる
・低HDL-C血症では、血管にある余分なコレステロールを引き抜いて肝臓に運ぶ流れが悪くなってプラークを大きくさせる
・低HDL-C血症と高LDL-C血症が同時にあると、動脈硬化はより進行しやすい
・トリグリセリド(中性脂肪:TG)は食品として摂取する脂質で、エネルギーとして使われる
・過剰になると肝臓(溜まり過ぎると脂肪肝)と脂肪細胞(溜まり過ぎると肥満)に溜まる
・肥大した脂肪細胞からさまざまな生理活性物質(ホルモンのように働く)が分泌され、血圧を上げる方向に働くもの、血液を固まらせる作用があるものなどにより動脈硬化を促進させる

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2018.05.06 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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