ソーシャルワークの形成過程(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ソーシャルワークの形成過程

ホリス
・心理的な側面と社会的な側面とともに、ソーシャルワークにおいては、人と状況と両者の相互作用といった関係性が重要として、「状況の中にある人」を中心概念として位置づけた
パールマン
・問題解決アプローチを理論化し、ソーシャルワークを、施設・機関の機能を担う援助者と、問題を抱えた利用者の役割関係を通じて展開される問題解決の過程であるとする
・問題解決に取り組む利用者の力をワーカビリティとした
ワーカビリティ
→利用者がサービス・援助を自分にとって有効なものとなし得る能力のことで、
1)問題解決に向けた利用者の動機付け
2)問題解決のための利用者の能力
3)能力を発揮して問題解決に取り組む機会
の3つからなるとした
問題解決に必要な4つのP
1)人(person)
2)問題(problem)
3)場(place)
4)過程(process)

を挙げ、後年には、
5)専門家(professional person)
6)制度(provisions)

を追加し、6つのPとした
トール
・アメリカにおける公的扶助ケースワーク研究の代表的な人物
・「公的扶助ケースワークの理論と実際」において、人間に共通の欲求充足を権利として認めることを説いた
機能主義ソーシャルワーク
・ランクの意志心理学を基盤に、クライエントの自我の創造的統合力を認め、援助者の属する機関の機能を活用することで、「自我の自己展開する背景」を提供するものであるとし、援助の責任は援助者にはなく、全面的にクライエントに帰するものとしている

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2019.08.29 05:00 | ソーシャルワーク | トラックバック(-) | コメント(0) |
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