ソーシャルワークの形成過程(5)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ソーシャルワークの形成過程

ストレングス視点
・1970年代後半、医学モデルに依拠していたソーシャルワークに対する反省・批判が提起される中、ソーシャルワーク本来の価値観(人道主義的・民主主義的理念)に基づく生活モデルが高く評価され、大きな影響力を与えるのと連動し、ストレングスモデルとして発展してきた
・ストレングスモデルは、その人の問題に焦点をあてるのではなく、その人の本来の強さに着目し、それを引き出す方法・考え方である
ナラティブ・モデル
・社会構築主義(ポストモダニズム)の視点を、心理療法やソーシャルワークに応用したもの
・過去の問題を掘り起こすのではなく、当事者自身が語る物語(ナラティブ)そのものに意味を見出す
・援助者は当事者とともに、物語のなかから現状の問題を見つけ、物語を通して当事者と取り巻く社会の変容をも視野に入れる、という援助観である
・ナラティブ・アプローチの実践者であるマーゴリンは、クライエントへのラベリングを行うソーシャルワーカーを取り上げ、「パワーをもたないクライエントと援助者であるソーシャルワーカーを対極に置くことにより、自分たちの優位性を肯定している」として、援助者の無意識のうちの当事者への抑圧について述べた
リカバリーの実践モデル
1)元気回復行動プラン(WRAP)
2)疾病管理とリカバリー(IMR)
3)個別就労支援プログラム(IPS)
4)当事者研究

・いずれも当事者がプログラムに主体的に参加し、自らの力で回復していくことを主眼としている

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2019.09.01 05:00 | ソーシャルワーク | トラックバック(-) | コメント(0) |
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