人と社会の関係(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人と社会の関係

1.社会的行為
・他の人々との関わりでなされるもので、ヴェーバーは、以下の4つに分類した
目的合理的行為
→将来の予測を立て、ある目的を達成するために行われる行為
価値合理的行為
→祈願や祈祷などのように、結果を度外視した信奉する価値の実現のために行われる行為
感情的行為
→個人の内面における感情の表現が重視される行為
伝統的行為
→昔から家族や地域共同体等で行われてきたもので、季節の行事や習慣的な行為

2.コミュニケーション的行為
目的論的行為
→適切な手段により目的を実現するために行う
戦略的行為
→自己の利益を最大限可するために他者の出方を計算し、合理的に行う
規範に規制される行為
→規範が一定の社会集団の中で妥当とされたとき、個々のメンバーはそれに従う
演劇論的行為
→自分の主体性を明らかにし、自分の印象を観衆に植え付ける
コミュニケーション的行為
→言葉を介して、自己と他者の間で合意や了解を得る

3.社会的役割
・社会的状況のなかで示される一定の規則性をもった行為
役割取得
→他者の役割期待を認識し、それとの関連において自我を形成すること
役割形成
→既存の役割規定の枠を越えて、新しい人間行為を展開すること
役割距離
→他者の期待と少しずらして行動すること
役割猶予(モラトリアム)
→特定の役割を取得する前に、いろいろな役割に挑戦できる猶予期間
役割葛藤
→保有する複数の役割間の矛盾や対立から心理的緊張を感じること
家族的役割
→手段的役割:仕事・社会との調整
→表出的役割:家事・家庭内調整


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2015.11.22 06:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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