
相談援助の理念のキーワード
エンパワメント
・エンパワメントの考え方は、クライエントが自ら力を回復し、自分たちを取り巻く問題状況を解決していけるようにしようというもの
・ソロモンは、エンパワメント概念をソーシャルワーク理論に導入し、個人がもっている素質や能力ではなく、差別的・抑圧的な環境によって、人々は無力な状態に追いやられるものだと主張している
アドボカシー(権利擁護)
・ソーシャルワーカーが、クライエントの生活と権利を擁護するため、援助過程において、積極j的に弁護活動(代弁)を展開する方法
→ケース・アドボカシー:個人や家族を対象
→クラス・アドボカシー:特定のニーズをもつ集団を対象
インフォームド・コンセント
・正しい情報を伝えたうえでの合意の意味で、特に医療の分野で提議された
・介護保険などでも、重要事項説明書を用いて説明し、利用者の同意を得て契約を締結する場面で用いられる
ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)
・共生社会、排除しない社会を目指す考え方
・ソーシャル・インクルージョンの理念は、ユネスコが1994年にスペインで「特別なニーズ教育に関する世界会議」を開き、「すべての者の教育」を主張した「サラマンカ声明」を出した頃から注目された
(次回に続く)
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