
相談援助の理念のキーワード
(前回より続く)
アカウンタビリティ
・説明責任のこと
・相談援助活動において、援助における判断や介入の根拠、援助の効果やそのための費用についての情報の開示や説明を関係者や社会に対して行う
ノーマライゼーション
・ノーマライゼーションは、障害を特別視するのではなく、一般社会のなかで普通の生活が送れるような条件を整えるべきであり、共に生きる社会こそノーマルな社会であるとの考え方
1.バンク-ミケルセン
→1950年代にデンマークで知的障害のある人たちの親の会の活動を通じて具現化されてきた
→1959年にデンマークの「1959年法」にノーマライゼーションの思想が導入された
2.ニイリエ
→スウェーデンのニイリエは、アメリカの知的障害のある人たちの施設を訪問し、人として扱われていない状況を報告した
→知的障害者がノーマルな生活をするために、以下の8つの原理をあげている
・一日のノーマルなリズム
・一週間のノーマルなリズム
・一年間のノーマルなリズム
・ライフサイクルでのノーマルなリズム
・ノーマルな要求の尊重
・異性との生活
・ノーマルな経済的基準
・ノーマルな環境基準
3.糸賀一雄
→昭和21年、戦災で家族を失い浮浪児となっていた子供たちと、知的障害のある子供たちを支援する施設として滋賀県大津市に近江学園を設立した
→「この子らを世の光に」を著した
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