基本的介護技術(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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基本的介護技術

1.食事介助
・体位の工夫として、できるだけ起座位をとり、頸部を前屈した状態にする
・右片麻痺者にベッド上で食事介助する場合、利用者の左側から介助する
・片麻痺お食事介助では、健側に食べ物を入れると誤嚥しにくい
・嚥下障害のある人は、刻み食は食べにくいので、とろみ食などを用意する
・食事摂取の自立のため、利き手の交換を試みることも必要である

2.口腔ケア
・胃瘻などで栄養補給をしている場合であっても、口腔ケアは大切である
・口腔内を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎の予防につながる
・取り外しのできる義歯は、取り外して歯ブラシで磨く

3.入浴
・湯温は、40度ぐらいがよい
・ヒートショックが起こらないよう、脱衣所と浴室との温度差をなくす
・バルーンカテーテルを挿入している場合でも、その末端を閉じること等により入浴が可能
・ストマは、開口部から入浴時に湯は入り込まないため、パウチなしでも入浴が可能

・足浴は、爽快感や入眠効果があるため就寝前に行うとよい
・片麻痺がある人は、腰かけて浴槽に入るための移乗台を設けるとよい

4.清拭
・お湯は、50から60度くらいのものを用いる
・清拭は末端から中枢に向かって拭いていく
・陰部清拭(女性の場合)は、陰唇を開き、中を前から後ろへ拭いていく
(次回に続く)


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2016.01.23 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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