
基本的介護技術
1.食事介助
・体位の工夫として、できるだけ起座位をとり、頸部を前屈した状態にする
・右片麻痺者にベッド上で食事介助する場合、利用者の左側から介助する
・片麻痺お食事介助では、健側に食べ物を入れると誤嚥しにくい
・嚥下障害のある人は、刻み食は食べにくいので、とろみ食などを用意する
・食事摂取の自立のため、利き手の交換を試みることも必要である
2.口腔ケア
・胃瘻などで栄養補給をしている場合であっても、口腔ケアは大切である
・口腔内を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎の予防につながる
・取り外しのできる義歯は、取り外して歯ブラシで磨く
3.入浴
・湯温は、40度ぐらいがよい
・ヒートショックが起こらないよう、脱衣所と浴室との温度差をなくす
・バルーンカテーテルを挿入している場合でも、その末端を閉じること等により入浴が可能
・ストマは、開口部から入浴時に湯は入り込まないため、パウチなしでも入浴が可能
・足浴は、爽快感や入眠効果があるため就寝前に行うとよい
・片麻痺がある人は、腰かけて浴槽に入るための移乗台を設けるとよい
4.清拭
・お湯は、50から60度くらいのものを用いる
・清拭は末端から中枢に向かって拭いていく
・陰部清拭(女性の場合)は、陰唇を開き、中を前から後ろへ拭いていく
(次回に続く)
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