
基本的介護技術
(前回から続く)
5.着脱
・衣服は利用者の好みなどを考慮して適切に選択する
・麻痺や痛みがある場合、健側から脱いで患側から着る(脱健着患)
6.排泄
・和式便器よりも洋式便器のほうが立ち上がりが容易で、高齢者に適している
・利用者の身体状況や介護環境に応じて、適切に排泄の方法を選択する
・排泄の援助は可能な限りベッドから移動して行い、安易にオムツに切り替えない
・排泄の自立ができなくなった場合、自尊心を傷つけないように心理面に配慮する
7.歩行介助
・片麻痺の人の歩行介助では、患側後方より介助する
・片麻痺の人が階段を降りる場合、つえ、患側、健側の順に足を降ろす
・片麻痺の人の杖歩行では、患側にバランスを崩しやすい
・全盲の人への移動介助で階段を降りるときは、介助者が先に一段下がる
8.車椅子
・ベッドから車椅子に移乗するときは、健側から行う
・砂利道を押して介助するときは、前輪を上げ、大車輪だけで走行すると楽に駆動できる
・段差を下りるときには、車椅子を後ろ向きにして大車輪のほうから下すように介助する
・車椅子で段差を上るときに一般的には、前向きでティッピングレバーを踏んでキャスターを上げ、段に乗せてから後輪を押し上げる
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 認知に関するさまざまな効果(2)
- 認知に関するさまざまな効果(1)
- 基本的介護技術(2)
- 基本的介護技術(1)
- 行政不服審査法