ICF(国際生活機能分類)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ICF(国際生活機能分類)

1.ICF(国際生活機能分類)
→世界保健機関(WHO)が提唱した、生活機能に問題がある人をトータルに捉えるのに適した枠組みを与えてくれ、利用者との間の共通言語としても有効

2.生活機能モデルの考え方
・生活機能モデル「心身機能・身体機能、活動、参加」の生活機能は、健康状態、環境因子、個人因子からも影響を受け、各要素が双方向で結ばれ相互に作用される
・生活機能モデルは、医学モデルと社会モデルの「統合モデル」
・生活機能とは、「生きること」の3つのレベル(心身機能、身体構造、活動、参加)の全てを含み、包括するプラス面の「包括用語」
・プラス面の重視とは、障害や病気などのマイナス面のみで人を見がちであるが、健常な機能・能力の占める部分の方が、はるかに上回っている
・環境因子と個人因子を合わせて背景因子と呼ぶ

3.生活機能の各レベルの定義
心身機能・身体機能(生命レベル)
→体の動きや精神の働き、または体の一部分の構造のこと
※それらに問題が起こった状態が機能障害

活動(生活レベル)
→生きていくのに役立つ、さまざまな生活行為のこと
→目的をもったひとまとまりをなした行為dえ、日常生活動作(ADL)から家事、人との交際、趣味等多くのものを含む
※それらが困難になった状態が活動制限

参加(人生レベル)
→社会的な出来事に関与したり、役割を果たすこと
※それらが困難になった状態が参加制約


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2016.03.26 07:57 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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