
在宅での医療管理
7.在宅酸素療法(HOT)
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸不全や心疾患などで、酸素の取り入れが十分にできなくなった患者に使用する
目的
・酸素吸入を行うことで行動範囲が広がり、ADLの維持・改善、生活の質(QOL)の向上を図る
方法
・在宅時には、酸素濃縮器、外出時には高圧酸素ボンベを使用する
注意点
・高濃度の酸素が入っているため、火気厳禁
8.ストーマ(人工肛門・人工膀胱)
・ストーマとは、消化管や尿路の障害によって通常の排泄ができなくなったとき、人工的に造る便や尿の排泄口のこと
目的
・ストーマには、消化管ストーマと尿路ストーマとがある
消化管ストーマ
・大腸がんなどにより肛門を通じた排泄ができない場合や潰瘍性大腸炎などの治療のため、肛門近くの大腸を切除した場合に造られる
尿路ストーマ
・膀胱がんや前立腺がんなどで尿路の変更が必要となった場合などに造られる
注意点
・排泄物の臭いや漏れを心配して、閉じこもりやADLの低下を招くことがあるため、元の生活に戻れるような支援を行
・臭いやガスの発生に影響するので、食事はバランスよく摂取するようにする
・ストーマがあっても入浴は可能なので、施設の場合は、他人の目が気にならないような配慮が必要
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