高齢者に多く見られる急変(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者に多く見られる急変

(前回より続く)
7.腹痛
原因
・イレウスなど腸が原因の場合のほか、心筋梗塞や肺塞栓でも腹痛を生じることがある
対応
・痛みの部位と、排便状況、痛み方を観察し、医療機関に連絡する

8.嘔吐
原因
・消化器の疾患のほか、脳障害や脱水など、さまざなな原因で生じる
対応
・嘔吐の回数や症状などにも注意し、脱水症や電解質の異常などにも注意する
・側臥位にし、口の中に残った吐物を取り除く
・嘔吐後のうがいを実施し、嘔気の有無を把握しながら注意して水分補給を心がける

9.麻痺
原因
・脳血管障害の可能性が高い
対応
・一過性のものでも医師に報告する
・四肢麻痺だけでなく、ろれつが回らないなどの症状ある場合、早急に医療機関に連絡する

10.下痢
原因
・ウイルスや細菌などによる急性の胃腸炎あるいはストレスによるもの
対応
・脱水にならないよう白湯など常温の水分を摂取する
・医師の診断で整腸剤などを使用する


心肺蘇生のABC
A.気道確保
・喉に異物が詰まっている場合は、かき出す
・仰臥位に寝かせ、頭部を後屈させ、下顎を持ち上げる
B.人工呼吸
・気道確保しても呼吸がみられない場合は、マウスtoマウス法の人工呼吸を開始する
C.体外心マッサージ
・心臓の拍動が確認できない場合は、硬い台の上に水平に寝かせ、100回/分の心マッサージをする
・近くにAEDがあれば使用する


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2016.04.06 06:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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