老年症候群(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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老年症候群

3.不眠
・高齢者の不眠は加齢とともに増加する
・睡眠リズムの変化が起こり、眠りが浅く、夜中に目覚めやすくなる(中途覚醒)
・朝早く目覚めて眠れなくなる(早期覚醒)により熟睡感が得られない
・高齢者に睡眠薬を投与する場合、成人の常用量の半分あたりから開始するのが適当

4.低栄養
・低栄養の原因
1)肝疾患
2)歯牙の欠損・異常
3)口腔内疾患
4)薬剤の使用などによる食欲低下など
・低栄養の判断
1)血中アルブミン値が、3.5g/dl以下
2)亜鉛欠乏症は高齢者に多く見られ、味覚障害や免疫不全を引き起こす
3)社会的要因として、ひとり暮らしの高齢者は食事がおろそかになりやすい

5.脱水
・脱水の原因
1)高齢者は体内の水分量が少なく、口渇も感じにくい
2)感染症、発熱、水分の摂取不足、利尿剤の使用など
・脱水の症状
1)立ちくらみ(起立性低血圧)
2)全身倦怠感
3)頭痛
4)食欲不振など
5)進行すると意識障害を引き起こす

6.めまい、ふらつき
・めまいの感覚には、回転感、眼前暗黒感、不動感がある
1)回転性めまい
・メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎など
・多くの場合、内耳の障害によって起きる
・アスピリンなどの薬剤、小脳出血により起こる場合もある
2)眼前暗黒感
・目の前が暗くなるような感覚
・起立性低血圧、低血糖、徐脈性不整脈の場合にみられ、失神をきたすこともある
3)不動感
・抗不安薬、睡眠薬、筋弛緩薬などの薬剤使用による
・小脳疾患、パーキンソン病などによる

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2016.08.28 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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