老年症候群(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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老年症候群

10.フレイル、サルコペニア
・フレイル
→高齢になり筋力や活動が低下している状態のこと
1)体重減少
2)歩行速度低下
3)握力低下
4)疲れやすい
5)身体活動レベルの低下
上記5つのうち3項目あてはまるとフレイルとみなされる
・サルコペニア
→加齢に伴う骨格筋量の減少や、筋力、身体機能の低下のこと

11.廃用症候群
→日常生活の活動性の低下に伴って生じる身体的および精神的機能の全般的な低下のこと
1)骨格筋の委縮:運動不足によって使用されない筋肉は委縮し、さらに運動が困難になっていく
2)関節の拘縮:関節の使用不足により、関節の運動性が失われて固まってしまい拘縮に至る
3)褥瘡:皮膚局所への持続的圧迫による血流障害のため、圧迫部位の壊死や発赤が起こる
4)起立性低血圧:臥床の継続により、座位等になったときに頭部への血流が低下し、めまいやふらつきを起こしやすくなる
5)沈下性肺炎:仰臥位の長期連続で、たん等を出せなくなり、肺炎を起こすことがある
6)尿失禁:寝たきりでいると、排尿機会がなくなり、正常な排尿反射を失いやすい
7)便秘:排便機会の欠如とともに、食物繊維の少ない食事や、運動不足による腸の蠕動運動の低下も原因となる
8)認知症:日常的な単調生活、不活発、慣れた環境からの隔離などによって心理的な荒廃が現れ、認知症の引き金になることもある

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2016.08.30 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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