脳・神経の疾病(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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脳・神経の疾病

7.進行性核上性麻痺
・黒質を含む脳の基底核を中心に脳幹、小脳、前頭葉など広範囲に進行性の変性をきたす疾患
・早期から、眼球運動障害や認知機能の低下が認められる
・パーキンソン病に似た症状とともに、眼球運動障害、転びやすいなどといった症状がみられる
・40歳代以降、平均60歳代で発症する
・最大の特徴は初期からよく転倒すること

8.早老症
・早老症の代表的なものにウェルナー症候群がある
・以下に特徴を示す
1)20歳頃から白髪、頭髪の脱落、とがった鼻、音声の異常などの症状が現れる
2)発症後は、性腺機能の低下、若年性白内障、耐糖尿異常、動脈硬化などが現れる
3)四肢末端の皮膚潰瘍が形成し、難治性が多い
4)悪性腫瘍の発生が多い
5)一般に知能の低下は認められないとされている

・ハッチンソン・ギルフォード症候群の平均寿命は平均10歳代とされる

9.その他注意事項
・脳血栓では、再発防止を目的とした血圧の管理や、血糖・血中脂質の管理、血栓防止のためのアスピリンなどの服薬が重要
・パーキンソン病は、脳の黒質神経細胞の変性、消失によるもので、その治療は薬剤療法が中心となる
・L-ドパ製剤はパーキンソン病治療に有効であるが、長期間使用すると不随意運動(ジスキネジア)や幻覚・妄想等の精神症状を生じることがある

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2016.09.04 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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