循環器の疾病

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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循環器の疾病

1.心筋梗塞
・心臓に血液を送る冠状動脈が、動脈硬化などにより閉塞し、心筋が壊死して発症する
・自覚症状は、長引く前胸部の痛み、締め付け感が典型的だが、高齢者は自覚症状が非特異的なため注意を要する

2.狭心症
・心臓に血液を送る冠状動脈が、動脈硬化などにより狭窄して発症する
・狭心症には、労作性狭心症と異型狭心症とがある
・労作性狭心症は、運動時に前胸部の圧迫感、異型狭心症は、冠動脈が攣縮(れんしゅく)して起こる
・運動の有無によらず、夜間、未明、睡眠中の前胸部の圧迫感が典型的

3.高血圧症
・高血圧には原因がはっきりしている二次性高血圧症と、原因がはっきりしていない本態性高血圧症とがあり、大半は本態性高血圧症である
・大半は自覚症状を欠き、脳卒中、冠動脈疾患の原因となる
・高血圧症の高齢者の降圧目標は、140/90mmHg未満である

4.心不全
・心臓のポンプ機能の低下によって全身に必要な血液量を供給できなくなった状態のこと
・通常は呼吸困難や体の浮腫などの症状が出るが、高齢者では症状が失見当識、認知症症状などが現れ見過ごされやすい

5.不整脈
・房室ブロックなどの脈が飛ぶ不整脈、期外収縮といった脈が乱れる不整脈が出現することがある
・脈が乱れる心房細動は脳塞栓をきたすことが多いとされ、ワーファリン等の抗凝固薬の服用が推奨されている

6.閉塞性動脈硬化症(ASO)
・動脈硬化によって血管が狭くなったり塞がったりして、身体の抹消まで血液が十分に循環しなくなる疾患
・大腿動脈などの下肢の虚血が多くみられる
・歩行時に足に痛みを感じ、立ち止まり休むと痛みが軽くなる(間欠性歩行)で自覚する

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2016.09.05 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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