感染症の予防(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感染症の予防

2.感染症の種類と主な症状
9)肺結核
・高齢者の肺結核は、初感染巣に残っていた結核菌が、宿主の免疫力が低下したときに再感染して発症するものがほとんどである
・施設内で流行することがあり、感染拡大防止に努める
・症状としては、咳嗽、喀痰、血痰、喀血、胸痛、発熱、食欲不振、体重減少などがある
・確定診断は喀痰検査で行い、原則として入院治療である
10)ノロウイルス感染症
・ノロウイルスは、下痢、嘔吐を主徴とする胃腸炎を起こす
・原因は、カキなどの二枚貝の生食によるものが知られている
・わずかなウイルスが口の中に入るだけでも感染するため、人から人への感染力も非常に強い
・患者の下痢弁や嘔吐物には大量のウイルスが含まれており、その処理には十分注意する必要がある
・ウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効である

3.スタンダード・プリコーション(標準予防策)
→患者や利用者が感染症にかかっているかどうかにかかわらず、普段からすべての患者や利用者に対して感染症に対する予防策を講じること
・それにより、他の患者や医療・介護従事者への感染事故を防ぐことができる
・具体的には、普段からの手洗い・消毒を怠らないことや、感染性のあるものに触れる際には防護具を使用することである


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2016.09.11 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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