在宅での医療管理(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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在宅での医療管理

在宅経管栄養法
・脳卒中後遺症で嚥下機能障害があったり、腸管機能障害などの原因によって経口摂取ができない場合に、チューブを通して栄養食を注入する方法である
・経鼻胃管、胃瘻、P-TEG、腸瘻などがある

在宅人工呼吸療法
1)気管切開・人工呼吸療法(TPPV)
・慢性呼吸疾患や筋委縮性側索硬化症(ALS)のような神経難病などで、長期に渡り持続的に人工呼吸器管理が必要な患者が、病状が安定している場合に在宅で実施する方法である
・通常、気管切開して気管カニューレを挿入し、人工呼吸器のチューブを付ける
2)非侵襲的陽圧換気法(NPPV)
・重度の慢性閉塞性肺疾患で換気が障害され二酸化炭素が溜まりやすい場合や、神経難病などで呼吸をしたくてもできない場合に、専用のマスクを介して換気を行う方法である

在宅酸素療法(HOT)
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる慢性呼吸不全や肺高血圧症等で酸素吸入が必要な患者に在宅で酸素吸入を行う方法である
・酸素供給器には、酸素用高圧ボンベ、酸素濃縮器、液化酸素装置があり、いずれも高濃度の酸素が入っており、火気厳禁である

ネプライザー(吸入)
・薬物の吸入によって痰の排出を促すために用いられる
・少量の薬剤で気道局所に直接薬物が作用するために、即効性や安全性の面で優れている
(※次回に続く)

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2016.09.20 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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