福祉政策におけるニーズと資源

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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福祉政策におけるニーズと資源

1.ブラッドショーが分類したニーズの類型
規範的ニード
→社会の規範になっている価値判断に照らして、行政機関、専門家、研究者などが判断するニード
感得されたニード
→本人が充足の必要を自覚しているニード ※まだ表明はされていない
表明されたニード
→本人が充足の必要を自覚し、その充足を申し出たニード
比較ニード
→同じ状況にありながら、サービスを利用している人と利用していない人と比較して、利用していない人の側にニードがあると判断する場合

2.福祉政策の資源
1)現物支給
・ニーズの充足に直接的に役立つ資源
2)現金給付
・ニーズの充足に間接的に役立つ資源
3)現金給付や現物給付は、労働力の脱商品化を行う機能を有している
・労働から離脱しても福祉制度の充実を通じて生活水準を保持できるかどうかを表している
4)利用券
・利点は、目的外利用を防止する
・欠点は、サービスの選択幅が狭まることと、受給者の希望が反映されにくいこと
5)バウチャー制度
・政府から個人に直接、補助金を交付する制度
6)資源総量の表示
→貨幣表示並びに現物表示の二つによって総合的に示される
・貨幣表示とは、社会支出や社会保障給付費といった貨幣で表示すること
・現物表示とは、従事者数、施設数、定員数といった実物による表示のこと


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2016.11.04 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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