
福祉政策の課題
1.世界規模で、人、モノ、金が移動し、情報網が発達した時代
1)グローバリゼーション
→新自由主義思想による経済の自由化が背景
・NIES(新興工業経済地域:韓国、メキシコなど)の台頭:国際競争が激化し、第2次産業失業者が増加
・EPA(経済連携協定)による外国人介護士、看護師の受け入れ
2)「国際移民の時代」(グローバル・マイグレーションの時代) S.カールズ&M.L.ミラー
・移民の地球規模化:人の移動が地球規模である
・移民の加速化:あらゆる国、地域のあらゆる人の移動が加速している
・移民の多様化:定住、労働、難民など、移民理由が多様化している
・移民による女性化:人の移動により、労働力が女性化している
3)「危険(リスク)社会」 ウルリッヒ・ベック
→現代社会は「冨の分配」から「リスクの分配」する社会である
4)「ポスト(脱)工業化社会」 ダニエル・ベル
→現代社会は「モノの生産」から「知識の生産」へ移行しており、知識階級の役割や任務が大きくなったと指摘
5)「底辺への戦争」 ジョセフ・スティグリッツ
→グローバリゼーションの影響により、国家間競争が過激化し、労働条件や社会福祉などが切り捨てられ、底辺に向かって競争している社会であると指摘
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