
福祉政策の課題
2.各国の状況
1)アメリカ→市場原理と残余的福祉が特徴
・後期高齢者保健プロジェクト(PACE):地域で包括的に支援
・経済停滞を打破するため「大きな政府」の縮小を目指した地域改革:レーガノミックス
・レーガノミックス:市場原理と民間活力を活用し、大幅な福祉予算の削減を断行
→スタフグレーション(不況とインフレの共存状態)を抑えるために、通貨供給量を制限
→大幅な所得税減税
→規制緩和
→大幅な軍備拡張
→その結果、需要側重視から供給側重視へ移行することで、強いアメリカを達成
→しかし、貿易赤字と財政赤字を生み出す:「双子の赤字」
2)イギリス
・「ゆりかごから墓場まで(大きな政府)」→「英国病(=経済停滞)」によって方向転換
→民間活力の導入、軍事強化、新自由主義に基づく「小さな政府(=所得税、法人税の減税、消費税の増税)」
→弱者切り捨て、格差が拡大
→サッチャリズム→「有効需要の法則」ケインズ、「厚生経済学」ピグーに基づく福祉政策を展開
・メージャー政権
→1992年、「PFI方式(公共サービスの民間委譲)」を導入
・ブレア政権
→「PPP(官民協力体制)」として継承
→「第3の波」とは、「小さな政府」に抵抗するため、「大きな政府」の中に「新自由主義」を取り入れた
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