
福祉政策の構成要素
福祉政策の論点
→「効率性の追求」と「公平性の実現」の折り合いをつける
1)効率性:「需要と供給が一致して無駄のない状態」
2)公平性:「許容限度を超えた格差がない状態」を目指す
3)パレート効率性:資源配分が効率的に行われている状態。他人の充足を悪化させないとその他の充足を達成できない状態
4)選別主義:ミーンズテストを行った上で、特定階層に限定してサービスを供給する
5)普遍主義:すべての階層に対してサービスを供給する考え方。スティグマを与えない
※ティトマス:普遍主義を基調に、特に強いニーズがある者に選別的にサービス提供する
国家の役割
→生存権の保障と国家責任:役割の明確化
1)「公私分離」と「公私協働」
公私役割の明確化:社会福祉法第61条 ※平行棒理論(公・私が異なる役割を担う)
・国及び地方公共団体は、責任を他の社会福祉事業経営者に転嫁したり、財政的援助を求めたりしない
・国及び地方公共団体は、社会福祉事業経営者の自主性を重んじ、不当な関与をしない
・社会福祉事業経営者は、不当に国及び地方公共団体の財政的、管理的援助を仰がない
2)公私協働の根拠
社会福祉法第61条第2項 ※繰り出し梯子理論(民の活動に公が追随)
・国または地方公共団体はが経営する社会福祉事業を、社会福祉事業経営者に委託することは妨げない
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