世界の社会保障(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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世界の社会保障

2.ドイツ
社会福祉施策:補完性の原則
・高齢者福祉のサービス実施主体は公・民のミックス
・介護保険制度は強制加入→介護金庫の実施する社会介護保険、民間医療保険加入者の義務加入する民間介護保険
※財源は保険料のみ、メディカルサービスの審査で介護度を決める
・障害者福祉→公・民のミックスだが、民間の役割が大きい

家族施策
→所得の多寡に関わらない租税による児童手当を18歳未満の全ての児童に支給

近年の動き
・2002年のリュールップ委員会:社会保障の資産調達の持続性に関する委員会
・年金、医療、介護保険の抜本的な改革案
・現在は公的年金持続法を実施:年金支給年齢65歳から67歳へ引き上げ
※45年以上保険料納入者は65歳支給
・アジェンダ2010→2003年に労働市場、医療保険、年金保険の改革の宣言、すべての者のための医療保険の導入へ

3.アメリカ
基本
→「自己責任」と「社会保障・福祉」から「就労へ」

社会保障年金
・老齢、遺族、障害年金:社会保障税10年以上の納付者に65歳から支給(今後、段階的に67歳へ)

多様な企業年金
・保健・医療サービスに公的医療保障制度がなく民間医療保険で対応
→医療費の経済全体に占める割合が高い
・メディケア(1965年創設):65歳以上の人、障害年金受給者等を対象とする連邦政府による公的医療制度
・メディケイド(1965年創設):日本の生活保護制度の医療扶助に相当

公的扶助
社会福祉施策
・高齢者介護サービスの多くは民間サービス等
・障害者福祉は障害年金制度、公的扶助制度
(※次回に続く)

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2016.11.15 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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