福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論

経営理念・方針・目標
・事業を経営していくための目的を明確にするために、法人理念、基本方針、経営活動方針などが明示され、関連職員や利用者家族などにも公開されている

組織運営
・経営の目的に対し、3から5年のレベルで環境状況を調査分析して、中長期の事業計画、経営方針が立案され、組織として進むべき方向が示される
・この環境分析に基づく組織の編成や人材確保、配置や費用計画などが具体的な管理の指針となり、管理職のリーダーシップが発揮されるポイントとなる

事業の計画運営
1)単年度の事業計画
・経営理念に基づいた中長期計画をブレークダウンしたもので、一会計年度ごとにどのようなスケジュールで、どの部署が何を行い達成するかを示したもの
2)実務的な計画
・年間行事日程、避難訓練、部署ごとのサービス改善、職員研修改革、実習生受け入れ計画、ボランティア計画、各種会議日程など
・何らかの出来事、事故等の対策を行う危機管理的経営会議も準備
3)PDCA(計画-実施-確認-処置)
・管理サイクルあるいはデミングサイクルと呼ばれ、管理や改善の手順として組織活動に必要な手法

経営戦略の基礎理論
チャンドラー
・組織構造は経営戦略に従う
・経営の多角化が事業部制の採用を伴ったことを明らかにした
アンゾフ
・戦略経営論
・経営の意思決定を、戦略的意思決定、管理的意思決定、日常業務的意思決定の3層に分類
(※次回に続く)

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2016.12.06 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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