福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論

経営戦略の基礎理論
ミンツバーグ
・クラフティング理論
・企業経営における環境変化に対応するためのトップからの視点とボトムからの視点のダブルループの必要性を指摘
アンドルーズ
・経営戦略論
・SWOT分析を提唱
・外部環境にある機会や脅威を考慮しつつ、組織内部の強みを活かし弱みを克服する企業戦略を提示

経営環境(外部、内部)の分析手法
SWOT分析
・強み(strength)、弱み(weakness)、機会(opportunity)、脅威(threat)に分類する
3C分析
・顧客(customer)、自社(company)、競合(competitor)に分類する
ベンチマーク分析
・比較対象の基準(ベンチマーク)となる組織を設定し、自組織と比較する

組織原則
1)専門化の原則
2)権限・責任一致の原則
3)命令一元化の原則
4)統制範囲適正化の原則
5)例外の原則


組織形態
1)直系組織(ライン組織)
・トップから下位への単一の指揮命令系統によって結ばれる
・比較的小規模の組織体に多い
・トップの力により経営が担われる
2)職能組織
・職能により分類した組織
・民間企業における「総務部、製造部、購買部」等の職能に分類した組織
・大きな法人や事業所にみられるが、事業所単位の会計管理がなされる福祉サービスには馴染まない
3)ライン・アンド・スタッフ組織
・事業目的に直結する直系組織(ライン組織)をベースに間接的機能(経理、人事、研究、評価)を集約、分化して業務に専念する職位を支援する体制をとる
4)逆ピラミッド型組織
・顧客に向き合う第一線の担当者の役割を重視し、管理者は現場担当者の行動や意思決定を支援することを前提とする

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2016.12.07 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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