福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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福祉サービスの組織と経営に関する基礎理論

経営、組織管理の基礎理論

8)集団の力学に関する基礎理論
集団(グループ):特定の目的を達成するために集まり、相互作用を行う人々の集合体である、個々人の相互作用により集団に固有や価値基準は行動規範を生み出す
集団の凝集性:集団のメンバーが相互にひきつけられ、その集団にとどまるよう動機付けられる程度のこと
ホーソン実験:凝集性が高く集団の基準や規範が高い場合には集団の生産性は高くなる
凝集性を高めるには
・集団をよりお小規模にする
・集団目標へのメンバーの合意を促進する
・メンバーが共有する時間を増加する
・集団の地位を高め集団への参加資格を象徴化させる
・他の集団との競争を促進する
・集団全体に報酬を与える
・集団を物理的に孤立させる
※集団の凝集性を高めることの弊害に注意する必要がある
9)集団浅慮(グループシンク)
→集団が外部と隔絶されている場合、集団の医師決定が短絡的になってしまう(少数意見の抑制圧力)※ジェニスによる集団浅慮分析
グループシンクを防ぐには
・反対意見や独創的意見の奨励
・全員一致の意見は再検討する
・意思決定の時間的制限の緩和
・意思決定のプロセスを省略しない
(※次回に続く)

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2016.12.11 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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