パーソンセンタードケアの具体例をご紹介します。
・認知症の人をよく知る
趣味、嗜好、生活歴、教育歴、職業歴、業績、家族関係、誇りに思うことなどを知る
→よりよい生活、コミュニケーション、介護関係を構築するための基本
・尊敬の念をもつ
生き方、誇り、仕事、家族、業績などから、その人のよい面を知り、尊厳ある人として畏敬の念を持つようにする
→自己評価やプライドを高める
・思いに沿う
生活の中でしてほしいこととしてほしくないことを見分け、それに沿った対応をする
→不快感や疎外感を少なくする
・できることに注目する
できなくなったことではなく、できることに注目し、それを活かすようにする
→尊厳やプライドにつながる
・介護者の考えを強制しない
介護者の考えに基づいた対応は、たとえ善意だとしても、認知症の人が受身となる
→積極性を引き出す
・コミュ二ケーションを工夫する
視線を合わせ、ゆっくりと分かりやすく話し、幼児言葉は使わない。手を握る、肩に手をあてるなど、非言語的コミュニケーションも取り入れる
→言語的、非言語的コミュニケーションは、パーソンセンタードケアの基本的技術
・パートナー関係を創る
介護する人、介護される人といった関係ではなく、認知症の人の意向を引き出しながら、ともに考え、工夫するといった協働の関係をつくる
→積極性やプライドを保つことになる
・意義ある生活を送る
その人の好みに合わない活動を避け、その人に意味のある活動をして頂く
→プライドを保ち、安心した生活をもたらす
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