
狭心症
狭心症
→動脈硬化などにより冠動脈が狭窄し血流が低下して心筋が必要とする酸素量を一時的に供給できなくなる疾患
症状
・典型的な症状は、前胸部の圧迫感
・狭心症には、労作性狭心症と異型狭心症とがある
・労作性狭心症:運動の後などに心拍数が増加したり、血圧が上昇したりしたときに起こる狭心症
・異型狭心症:冠動脈の強いけいれんから生じ、労作の有無によらず、夜間、未明、睡眠中の発作が起こる狭心症
治療
・発作時はニトロ製剤の舌下投与が有効
・発作をおこしにくくするための薬剤内服
・狭くなった冠動脈をカテーテルで広げる手術
・冠動脈の先に別の血管をつなげるバイパス手術
・狭心症でも、初発型、憎悪型、安静型は不安定狭心症とされ、心筋梗塞への移行の可能性が高いため、速やかな治療が必要
疾患の見通しと生活上の留意点
・加齢のほか、広範囲の冠動脈疾患、糖尿病など生活習慣病の危険因子があると予後を悪くする
・生活上では、生活習慣病の予防やコントロールのため、過度の運動や過食、過飲を避け、禁煙、休養、睡眠を十分にとることが大切
・労作性狭心症では、精神的興奮を抑え、発作時に備え、手の届くところにニトロの舌下薬錠や舌下スプレーを置いておく
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