
肺結核
肺結核
→結核菌による感染症
症状
・主な症状は、咳、痰、血痰、喀血(かっけつ)、胸痛
・倦怠感、発熱、食欲不振、体重減少も見られる
・高齢者の場合、症状が乏しい
・しばしば他の慢性呼吸器疾患を合併する
・2週間以上続く咳や微熱があれば感染を疑う
・診断は胸部X線検査で行い、結核菌感染の診断にはツベルクリン反応が用いられる
・確定診断は、3日間連続喀痰採取などにより行われる
感染の経路と発病
・せきをしたときにでる細かいしぶきに含まれる結核菌が乾燥して空中を漂い、他の人が息をすると肺の中に吸い込まれて感染する
・感染してすぐに病気にはならず、感染後発病する人は10~15%程度です。
治療
・周囲の人に感染する恐れがある場合は、
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」に従い、指定医療機関における入院治療が必要
・抗結核菌を用いた化学療法が行われ、最短でも6ヶ月の治療期間が必要
疾患の見通しと生活上の留意点
・高齢者の場合、治療による副作用が出やすく、合併症のリスクもあり注意が必要
・集団感染を予防するため、社会福祉施設や医療機関の従事者、社会福祉施設に入所する65歳以上の高齢者には、感染症法に基づき年に1回の定期結核検診が義務づけられている
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