
悪性腫瘍(がん)
悪性腫瘍(がん)
→体の細胞が物理的・化学的に傷害を受け、その修復の過程で一部の細胞が悪性化し、異常に増殖することにより起こる疾患
→転移し生命にかかわるものを悪性腫瘍、生命に影響を与えない良性のものを良性腫瘍という
高齢者に多いがん
・肺がん、大腸がん、胃がん、乳がん、食道がん、肝臓がん、前立腺がん、膵臓がん、子宮がん
・肺がん、大腸がんは増加傾向、胃がんは減少傾向
介護保険の特定疾病(がん末期)の定義
1)無制限な細胞の自律増殖性
2)近隣組織への浸潤性
3)遠隔臓器への転移性
4)何らかの治療を行わない場合の致死性
上記の全てを満たす疾病
がんの原因
喫煙
・たばこに含まれる発がん物質により、がん全体のリスクが上がる
・部位別では、胃がん、肺がん、肝臓がんはほぼ確実にリスクが上がる
食物、栄養および運動
・がんの原因の3割は、不摂生な食事と肥満が占めている
感染症
・B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん
・ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がん
・ヘリコバクター・ピロリ菌による胃がん
・ヒトT細胞性白血病ウイルスによる成人T細胞性白血病など
その他
・石綿による悪性中皮脂、コークスやクロム酸塩による肺がんなど特定の化学物質の暴露
・オゾン層が破壊され、紫外線の増加による皮膚がんのリスク上昇
・原子爆弾の被ばくなど放射線暴露
・医薬品の副作用など
(※次回に続く)
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