
骨・関節の疾患
1.変形性関節症
治療
・初期は痛みに対し鎮痛薬を使用する
・進行した状態では、関節内にステロイドやヒアルロン酸を注射して痛みを軽減する
・その他、食事療法、運動療法、温熱療法、杖の使用、股関節周囲筋の強化など保存療法
・上記に加え、膝装具、足底板などを使用しても効果がない場合、骨切り術や人工膝関節置換術の手術を考慮する
疾患の見通しと生活上の留意点
・痛みや腫れへの対応と筋力維持が重要
・シャワーや風呂、温湿布などの加温は痛みに効果がある
・水中運動、ストレッチなど適度な運動を続け筋力を強化する
・特に大腿四頭筋を鍛えることでリスクが軽減する
・バランスのよい食事で減量する
2.関節リウマチ
関節リウマチ
→原因不明の全身の免疫異常により、さまざま症状を起こす疾患
→発症には、自分の身体に対して抗体をつくってしまう、自己免疫が深くかかわっていると考えられている
症状
・発症初期は、起床時の手指、手、肘などの関節のこわばり、全身倦怠感、関節の痛み、腫れ、熱感など
・進行すると、手、肘、肩、股、膝関節の変形・拘縮が起こり、発熱、体重減少、易疲労感、貧血など
・血管炎に内臓障害が合併した悪性関節リウマチに発展することもある
・症状に日内変動があることも特徴のひとつ
(※次回に続く)
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