
骨・関節の疾患
2.関節リウマチ
治療
・根本的な治療法はない
・日常生活の負担を軽減できるよう、薬物療法、リハビリテーション、手術などを行う
疾患の見通しと生活上の留意点
・ステロイドなど薬剤の長期服用は、感染症、腎障害、骨粗鬆症、間質性肺炎などを合併することがあり、内服薬の効果や副作用に対する理解が重要
・転倒防止のための環境整備
・安静や保湿による関節保護の生活指導を行う
・装具などの使用による歩行の補助
・自助具や福祉機器の活用
・医療機関との連携を強化する
3.脊椎菅狭窄症
脊椎菅狭窄症
→腹部の脊柱管が狭くなり、中に入っている馬尾、神経根、脊髄などの神経が圧迫されることで症状が出る
原因
・変形性脊椎症が最も多い
症状
・腰痛、下肢痛、しびれのほか、間歇性跛行が特徴的
・血管性の間欠性跛行と異なり、座位や前屈位で症状が軽くなる
・安静時には症状がないか軽度だが、狭窄が進むと、会陰部(えいんぶ)の異常感覚、膀胱直腸障害などを生じる
治療
・理学療法、薬物療法を行う
・重症の場合、手術も検討する
疾患の見通しと生活上の留意点
・痛みは姿勢に左右され、腰を前屈すると楽になる
・腰は冷やさない
・同一姿勢を長時間とらないようにする
・日中はコルセットを使用し、疼痛を緩和する
・杖、シルバーカーなどを使用し、転倒を予防する
(※次回に続く)
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