
骨・関節の疾患
6.骨粗鬆症
骨粗鬆症
→骨代謝(骨吸収と骨形成の繰り返し)のバランスが崩れ、骨密度が減少して骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患
原発性骨粗鬆症の原因
・加齢、女性ホルモン低下、カルシウム摂取不足、偏食、運動不足、日光浴不足が危険因子となる
・特に高齢女性に多い
続発性骨粗鬆症の原因
・ホルモン異常、低栄養、薬剤の副作用(特にステロイド薬の長期服用)などにより2次的に起こる
症状
・初期は無症状で、骨折してから気づくことが多い
・立ち上がり時や重いものを持ったときの腰背部の痛み
・脊椎の変形
・慎重が縮む
・転倒による骨折
治療
・薬物治療では、骨吸収を抑制したり、骨形成を促進したり、骨の基質を造る薬を病態に応じて使用する
・運動療法
・食事療法
疾患の見通しと生活上の留意点
・骨折すると痛みや転倒不安から生活不活発病になり、寝たきりにつながりやすいため、以下の点に留意する
1)転倒防止の環境整備
・わずかな段差も解消し、足下に物を置かない
・必要に応じ、歩行介助用具を使用する
2)適度な運動
・骨に適切な負荷をかけ、筋力をつける
3)骨密度の強化
・カルシウム不足のほか、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンKをバランスよく摂取する
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