血圧

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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血圧

血圧
→血液が血管壁に与える圧力の大きさ
血圧の種類
・動脈血圧と静脈血圧があるが、一般に血圧とは動脈血圧を指す
・収縮期血圧(最高血圧):心室が収縮して全身に血液を送り出すときの血圧
・拡張期血圧(最低血圧):心室が拡張して血液が心臓に流入するときの血圧
・脈圧:収縮期血圧と拡張期血圧との差
高齢者の血圧
・加齢により動脈の血管が硬くなるため、血流への抵抗が大きくなり、収縮期血圧の上昇が目立ち、拡張期血圧は低下する傾向がある
・その結果、脈圧も大きくなる
血圧の上昇と低下
1)血圧が上昇するとき
・運動時、または運動をこれから始めようとしているとき
・運動に身体が慣れている人の場合は運動後(心拍出量が増加)
・入浴時や食事後(代謝が亢進)
・怒りやストレス、緊張したとき(自律神経の作用)
・緊張しやすい人は、医師や看護師に血圧を測定されるだけで血圧が上昇することがある(白衣高血圧症)
・気温が低いとき(血管が収縮)
・暖かい場所から急に寒い場所に移動したとき
2)血圧が低下するとき
・臥位や座位から急に立ち上がったとき(起立性低血圧)
・全身の体力が低下しているとき
・心臓のそのものが弱っているとき
・気温が高いとき(血管が拡張)
血圧の測定
・上腕で測定するのが基本だが、膝下(しっか:膝の後ろ側)動脈や後脛骨(こうけいこつ:足のくるぶしの下)動脈)で測定することもある
・大動脈疾患や片麻痺、動脈硬化が進行している人では、血圧に左右差がみられることがあるため、左右両方での血圧測定が必要
正常血圧の範囲と降圧目標(JSH2014)
・成人の正常域血圧の範囲:140未満かつ/または90未満
※どちらか一方でも上回れば高血圧とする

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2017.04.10 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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