呼吸

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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呼吸

正常な高齢者の呼吸数
・1分間に15から20回
・一回に吸い込む量は一般成人と変わらないが、肺活量は低下傾向で、残気量(空気を吐き出したあとに肺に残る空気量)は増加する
呼吸状態の悪化と原因・兆候
頻呼吸:呼吸数が25回以上/分で、1回換気量が少ない
→発熱、心不全、呼吸器疾患が原因
徐呼吸:呼吸数が9回以下/分
→糖尿病性ケトアシドース、脳卒中による昏睡
過呼吸:1回換気量が多い
→過度の不安、ストレスなどが原因
減呼吸(低呼吸):1回換気量が少ない
→睡眠中に見られる
チアノーゼ:呼吸状態が悪く皮膚や粘膜(特に爪床や口唇周囲)が紫蘭色になる
→血液中の酸素が欠乏している
起座呼吸:呼吸困難が臥位で増強、起座位または半座位で軽減する
→左心不全、気管支喘息、肺炎、気管支炎が原因
口すぼめ呼吸:口をすぼめて息を吐く(それにより気管支の閉塞を防ぎ呼吸が楽になる)
→呼気のときに胸腔内圧が高まり気管支が狭くなると呼吸が苦しくなるため、COPD患者によく見られる
下顎(かがく)呼吸:顎であえぐような呼吸
→呼吸停止の徴候、死が近い
チェーンストークス呼吸:小さい呼吸から徐々に大きな呼吸となったあと、しだいに呼吸が小さくなり、一時的に呼吸停止、という周期を繰り返す
→脳血管障害、心不全の徴候
クスマウル呼吸:異常に深大な呼吸が規則正しく続く
→糖尿病性ケトアシドース、尿毒症の徴候
ビオー呼吸:無呼吸の状態から急に4、5回の呼吸を行い、再び無呼吸になる
→髄膜炎、脳腫瘍の徴候

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2017.04.11 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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