臨床検査(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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臨床検査

臨床検査
→健康状態の把握、病気の診断、治療効果の判定、経過の観察などのために医療機関で行うさまざまな検査のこと
臨床検査の意義
・高齢者の健康状態を把握するために重要なもの
体格
・体格判定の指標:BMI(Body Mass Index)= 体重÷身長÷身長
・18.5未満は低体重
・25以上は肥満
・急激な体重減少は、低栄養の疑いあり
・体重増加時は、肥満症、浮腫性疾患(心不全、ネフローゼ、肝硬変)の疑いあり
総たんぱく、アルブミン
・血清中に含まれるたんぱく質の総量を血清総たんぱくという
・たんぱく質の主成分はアルブミン
・血清アルブミンは、高齢者の長期にわたる栄養状態や生命予後をみるために最も有効な指標
・アルブミン値3.5g/dl以下だと、骨格筋の消耗が始まっている可能性あり
・アルブミン値2.5g/dl以下など、浮腫(むくみ)が現れやすくなる
肝機能
・AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPは、肝臓などに含まれる酵素
・AST(GOT)の上昇:肝・胆道疾患、心臓疾患、溶血性疾患
・ALT(GPT)の上昇:特に肝・胆道疾患
・γ-GTPの上昇:肝脂肪、アルコール性肝炎

腎機能
・血清クレアチニン(Cr)は、たんぱく質が筋肉で分解されてできる老廃物で、腎臓からのみ排泄される
・血清クレアチニン(Cr)の上昇:腎機能の低下
※寝たきりなど筋肉量が低下している場合は低値となる
・尿素窒素(BUN)は腎臓から排泄されるたんぱく質の老廃物
・尿素窒素(BUN)の上昇:腎機能の低下、脱水、高たんぱく食、消化管出血、がん、高熱
・BUNとCrの比率は、脱水の診断指標となる

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2017.04.13 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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