
臨床検査
血算
→赤血球、白血球、血小板の検査のことで、貧血や炎症の判定などに用いられる
・ヘモグロビン、ヘマトクリットが減少:鉄欠乏性貧血
・赤血球数が減少、ヘマトクリットが上昇:大球性貧血、ビタミンB12や葉酸の欠乏
・白血球数が上昇:細菌感染や炎症、喫煙、副腎皮質ステロイド投与、ストレス、がん、白血病
・白血球数が減少:体質によるが、ウイルス感染、再生不良性貧血
・血小板数が上昇:炎症
・血小板数が減少:薬剤の副作用、肝硬変、突発性血小板減少性紫斑(しはん)病
血糖、酸化ヘモグロビン(HbA1c)
→糖尿病を診断する際、基本となる値
・酸化ヘモグロビン(HbA1c)は、糖がヘモグロビンと結合している割合を示し、検査日から1~2ヶ月の平均的な血糖状態を反映する
・血糖値とHbA1cにより、検査時点の血糖レベルと長期間の血糖レベルの両方を評価することができる
C反応性たんぱく質(CRP)
→急性の炎症がある場合、血液中に増加し、検査値が鋭敏に変動する
・肺炎などの感染症、がん、膠原病、心筋梗塞、組織崩壊などの診断に重要な指標となる
・同様に炎症の指標となる白血球の場合は、発症直後から数値が上昇する一方、CRPは発症後、12時間後以降、高値になる特徴がある
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