
臨床検査
電解質
→イオンによって電流を導く物質のこと
・生体にはナトリウム(Na)、カリウム(K)、クロール(Cl)などが存在する
・電解質は、脱水や水分過多、腎機能障害、降圧薬、利尿薬、強心薬、副腎ステロイド薬などの薬剤投与で異常値となることがある
・カリウムが高値:心室細動などの致死性不整脈を引き起こすことがある
心電図検査
→不整脈、心筋梗塞、狭心症などの循環器疾患の診断に有用
・脈の結滞や胸痛などの症状がある場合、必ず行われる検査
・カルシウムやカリウムなどの電解質の異常もみることができる
・不整脈や狭心症が疑われる場合、24時間心電図(ホルター心電図)が用いられる
X線(レントゲン)検査
・胸部X線検査:呼吸器疾患(COPD、肺がんなど)、心疾患(心不全など)
・腹部X線検査:イレウス(腸閉塞)、消化管穿孔(せんこう)、尿管結石
・頭部CT検査:脳血管障害、頭部外傷
尿検査
→尿糖や尿たんぱくなどの成分を検査する
・腎臓病や糖尿病のスクリーニングや、尿路感染症を診断する際に重要
呼吸器機能検査
→呼吸器の機能を検査する
・排活量(VC)、努力性肺活量(FVC)は加齢により減少傾向を示し、残気量は増加する
※努力性肺活量は、息を最大に吸い、できるだけ一気に呼出したときの肺活量
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