在宅医療管理(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0130_convert_20150820235535.jpg

在宅医療管理

在宅酸素療法(HOT)
→COPDなどの呼吸器疾患、心疾患、神経・筋疾患、がんなどによって動脈血内の酸素量が少ない患者に在宅で酸素投与を行う方法
※慢性閉塞性肺疾患(COPD):肺気腫と慢性気管支炎の総称で、気管支の炎症や肺胞の破壊で、肺の換気機能が低下する疾患
・酸素供給器には、酸素濃縮器、高圧酸素ボンベ、液化酸素装置がある
・各種装置が小型・軽量化されているため、外出や旅行も可能
・酸素の吸入量や時間は、医師の指示に基づいて行う
・実施中には、利用者が呼吸の息苦しさを訴えても、CO2ナルコーシスを起こす恐れがあるため、医師の指示を超えて酸素流量を上げてはならない
※CO2ナルコーシス:高濃度の酸素投与により呼吸中枢が抑制されて呼吸が浅くなり、血中の二酸化炭素が高濃度に増加して、意識障害など中枢神経症状を伴う状態
留意点
・酸素吸入をしたがらない人には、パルスオキシメーターで本人に血中酸素飽和度や脈拍の数値を見てもらう
・酸素供給器には高濃度の酸素が入っているため、使用中は機器の周囲2メートル以内に火気を置かず、禁煙を守るように指示する
・ガスコンロなど火気を扱うものは、電気機器への交換を提案する
・吸入器具は細菌感染を防止するため、こまめに洗浄、消毒する

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護福祉士へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2017.04.26 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページケアマネ試験対策在宅医療管理(3)












管理者にだけ表示