
認知症の特徴
認知症と原因疾患
認知症
→通常は慢性または進行性の脳疾患により、すでに獲得されているた知能が持続的に低下し、日常の生活に支障をきたす状態
認知症の原因疾患
・変性疾患:アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)など
・脳血管障害:血管性認知症
・外傷性疾患:脳挫傷、慢性硬膜下血腫
・感染性疾患:進行麻痺(梅毒)、各種髄膜炎、脳炎
・内分泌代謝性疾患:甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏症
・中毒:一酸化炭素中毒後遺症、メチル水銀中毒、慢性アルコール中毒
・腫瘍:脳腫瘍(髄膜腫)
・その他:正常圧水頭症、てんかん
認知症の一般的な症状
中核症状
→脳の細胞が壊れることにより必ず現れる認知症状
・記憶障害、記銘・記憶力障害、実行機能障害、失行、失認など
BPSD(周辺症状:行動・心理症状)
・徘徊、暴言・暴力、叫び声、妄想、不安、抑うつ、不眠など
認知症の進行過程
初期/軽度
→健忘が中心で、認知障害によりIADL障害がみられるが、基本的ADLは保たれる
中期/中等度
→聞いたことをすぐ忘れるようになり、基本的ADLに支援が必要になる
進行期/重度
→認知機能障害が重度になり、言葉も減り、コミュニケーションが難しくなる
→排尿コントロールも困難になる
終末期
→寝たきりになり、発語はほとんどなく、尿便失禁、嚥下困難となり、いずれは死に至る
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