ぜんそくの検査と対処法

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ぜんそくの検査方法と対処(治療)法についてご紹介します。

医療機関では、問診で症状を尋ねるほか、ぜんそくは以下のような検査が行われます。

1.スパイロメトリー検査
1秒間に吐くことのできる空気量を調べる検査です。気道が狭くなっていると、肺活量も減少します。

2.気道過敏性試験
発作を起こさせやすい薬を使い、気道の過敏性を調べる検査です。

3.アレルゲンの特定
血液検査などでアレルゲンを調べます。

4.一酸化窒素検査
呼気中の一酸化窒素を調べる検査で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)との識別をします。高齢のぜんそく患者の約25%がCOPDを合併していると言われています。

5.呼吸抵抗測定器による呼吸抵抗検査
呼吸時の気道の空気の通りにくさ(呼吸抵抗値)を調べる検査で、早期のぜんそくが診断可能です。
※4と5の検査は、健康保険が適用されません。

ぜんそくの対処(治療)法

薬物治療が基本です。ぜんそくの薬は、大きく分けて、
・気道の慢性的な炎症を抑える長期管理薬
・発作が起きたときに発作を止める発作治療薬
の2種類です。

以前は、起こった発作を薬で治めることが薬物治療の中心でしたが、現在では、発作が起きていないときに、きちんと長期管理薬で炎症を抑え、発作を起こさないようにすることが治療の中心と考えられています。

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2013.07.02 08:40 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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